みんなが稼げる事業所にしたい
就労支援A型事業所は、運営がとても複雑ですね。
何かしら障害をお持ちの方々が当事業所のサービスを利用するために、利用契約を結び、そして、当事業所が請け負っている作業を行ってもらうため、雇用契約を結ぶ。
サービス利用者は、利用料を払いながら、給料を貰うという、なんとも面白い構図なわけです。実質利用料金は国が負担するためほとんどの方が無料で、ほんの一部の方だけが1割負担。前年所得が多い世帯の方のみ、それでも1割負担だけです。
JAFLOの経営陣は、元々福祉ではなく、広告デザイン業、飲食経営を行ってきた背景があるので、その構図が中々腑に落ちず、何度も何度も資料を見返し、何度も何度も先輩福祉企業の方に質問しながら学んできました。現在も学び中ですね。
ただ、なんのために設立したのかは、どんな時も明確です。
”日本一価値の高い収益事業を行う事業所であり続ける”
この理念はどんな時も変わりません。
当事業所の全員が稼げるようにしたい。
ウチにいるみんなが稼げる事業所に、みんなでしていきたい。
毎日の作業がつまらなく、時間が過ぎるのが長く感じるような場所にはしたくない。
少し頑張らないと出来ないと思うようなことを日々やっていく事で、スキル的にも成長し、それが給料アップに反映される仕組み。
自分自身が行っている作業が、実際に世の中に売れる喜びや、次の人が使いやすいと、喜んでくれる。そんな仕事ならではの喜びや楽しみを会得し、さらに給料が徐々にアップしていくシステムを取り入れています。
個人個人で出来ること、やれる事、作業に向かう意識の差、今後の目標が一般就労したいと本気で考えている人、もっと稼ぎたいけど一般就労は怖いという人。一人一人が全く異なり、とても個人差がありますが、でもその一人一人それぞれにはそれぞれの輝ける場所があり、活躍出来る作業が必ずある。
その場所を、その作業を模索し、その人が毎日楽しみ、発見し、輝ける日々を送れるように、当事業所の職員は毎日楽しんで取り組んでいます。